「これ、年利いくらだろう?」と疑問に思い、色々と試算をしました。 そしてなんと試算をした当日に解約の決意に至りましたので、ご報告させていただきます。
思い立ったが吉日!
私の契約していた個人年金
38年後から毎年600,000円、10年間もらえます。(合計6,000,000円)
6,000,000÷4,921,488=年利1.26%
こちらの数字をみて、どのように感じるのでしょうか。
手軽に計算できます⇩
https://ma-bank.net/tool/hoken_nenri/
「わー銀行に預けておくより、全然増えてる!
と思っていたのが、半年ほど前の私。
年利はいくら?という考え方
このような年金保険を契約する時には返戻率という言葉で説明されることが多いかと思います。
「預けたお金が121%になりますよ!」
って言われると、ものすごく増えてるような気がしていたのですが、そんなことはありません。
ドルコスト平均法でインデックスファンドに投資をすれば、リスクを抑えつつ、もっとリターンを得ることができるのです。
・38年も預けるのに1.26%って低すぎる!(時間を味方にできていない)
・8年も預けたのに、途中で解約したら損する(10万円!!!)ってどういうこと?
いやはや。たかが10万円、されど10万円。
解約したら目の前で10万円が保険会社に持っていかれてしまう。どうしよう。
目の前の10万円(マシュマロ)に騙されない。時間を味方にする。
「しかし私にはまだ30年の時間がある。」
資産運用においては「時間が最大の武器」となるということを、ここ半年で学んできました。
しかも時間なら誰もが平等に持っているのです。
私には60歳まで30年の時間がある!
ここからアンテナが立ち始めて、本を読んだり情報収集をするようになりました。
ということで、これまでと同じ額30年間、ドルコスト平均法で積み立てして、3%のリターンが得られると試算するといくらだろうと計算をしてみました。
じゃじゃん。
楽天証券のシミュレーションツールは、わかりやすくてオススメです。
これで、いくら積み立てて、何年で、リターンが・・・って皮算用してますw
30年間月に10,516円を積み立てる。(合計3,785,760円)
30年後に6,128,061円。
おおおっ!
ちょっと待って。
600万円超えてるじゃん!
今、目の前で10万円減ったとしても、どうせ30年積み立てるんだったら、今からでも全然元がとれるではないか!
そして、速攻コールセンターに解約の手続きの電話をいたしました。
本当のリスクは何?
「あの個人年金ってそのままにしておいていいのかな?」
思いはじめてから、実際に試算を行って解約するまでには、それなりに時間がかかりました。
「現金だと思って持っておこうか・・・」
と何度も思いました。
しかし、自分で年利を計算して、解約返戻金を調べて、未来の試算をしてみると、このままおいておく事によるリスクの方が大きいと感じました。自分が60歳になった時、物価が上がっていて、60万円という金額はものすごく少なく感じるのではないか?という考えが頭に浮かんだのです。(インフレリスク)
「本当は何がリスクなのか」
世の中のあれこれを理解し、自分の考えを持った上で、選択をしながら賢く生きていきたいです。
返戻金と今後の積立金の行き先
我が家では今年からつみたてNISAを初めて、毎月満額を積み立てています。
そしてジュニアNISAの口座も子ども2人分開設してましたが、2024年まで満額分入れることはお財布事情的に難しいなと思っていたところでした。
なので、こちらに追加で投資をし、非課税の恩恵を得ようと考えております。
半年前と全然マインドが変わっているのを実感し、自分が成長したなと思える出来事でした。