少し前に読んだ本から。
PICK THREE
完璧なアンバランスのすすめ
著者はランディ・ザッカーバーグさん。
（Facebook社のCEOであるマーク・ザッカーバーグさんのお姉さん）
子どもの頃からなんとなく「バランスの良い人」を目指さなければならないと考えていました。
もちろん勉強はできないといけないし、運動もそこそこ、でも面白さもある、みたいな。
それができていたかどうかは別として「いつだって大人に褒められるような存在」を目指していたので、未だに優先順位をつけることには苦手意識があります。
（だって、全部優先したいから）
しかし何もかもを優先したいという気持ちがある限り、色々なことがうまく行かなくなると気がついたのは2人目の子どもを出産した後でした。
この本では、人生における重要なテーマを下記の5つに絞った上で
【家族】【仕事】【睡眠】【運動】【友人】
1日のうちにやることは3つを選んで行動しよう、というのを提案しています。
まずこの5つのテーマが素晴らしくて！
生きていく中で必要不可欠な要素が、過不足なく含まれているなーと感じました。
しばらく、私は毎日この中から今日はこれをやろう！と3つ選んで行動をしていたのだけれど、1ヶ月ほど経ってから、ものすごく大変なことに気づく。
私にとって大切なのは【家族】【仕事】【睡眠】or【運動】ばかりで、ほとんど【友人】が出てこない。
「なんだ。もともと全然バランス取れてなかったのか。」
そう気がついた瞬間に、他の人にどう思われるかとか、誰かが言っていた「こうあるべき」みたいな考えが、急に小さくなっていくような気がしました。
誰にとっても時間は24時間しかないし、体も一つしかない。
当たり前だけど、やっぱりまだまだ分かっていないな！と思いました。
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