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夫の優しさに素直に答えたい。

午前5時すぎ。
目が覚めてリビングに向かう。猛烈に喉が痛い。

あいおが

「あーーまた風邪ひいてしまった。1ヶ月前に体調崩したのにまた。最悪ー」

という気持ちが頭の中をグルグルとしていた。

夫が起きてきたので

「喉が痛い。風邪ひいた。」

と本日一番最初の声を出した。
「え、大丈夫?熱はある?そういえば、のど飴があったな・・・」

ガサゴソと通勤用のバッグの奥深くから、3つ残ったのど飴を出してくれた。

「・・・いや、のど飴はいいよ。まだ寝とく」
そう言って、私は寝室に戻った。

どうしてこの時に素直に
「ありがとう」
と言えなかったのだろう。

そう考えたのは、夫が出かけて、キッチンのカウンターに置いておいてくれたのど飴を一つ口に入れた時。

口の中で甘さが広がっていく。

でもそれを飲み込むと痛い、体もしんどい。

現実に私の喉に存在する辛さと、体弱い自分に対しての不甲斐なさが
「素直に話を聞く」
ということを難しくするのだろうか。

その後

あいおが

「のど飴効いたよ。ありがとう」

と夫にメッセージを送ってから、「話を聞く」ことについてググってみるとこんな記事があった。

なぜ「他人の話を聞けない」? 5つの残念な理由

【原因その3】

「いいところを見せたい」「成果を上げてほめられたい」などと、自分の評価ばかりに関心を持つ人は他人の話を聞けない(=聞かない)。

なぜ「他人の話を聞けない」? 5つの残念な理由 梶原しげるの「しゃべりテク」
あいおが

み、耳がいたい・・・

もう風邪ひいちゃってるんだから、事実を事実として受け止めて、夫の優しさに甘えればよかったな。なんでカッコつけるんだろう。

小さなことだけど、こういう小さな思いやりを与えたりもらったりすることの積み重ねが信頼残高なのだろうな。と、今週の勝間和代さんのサポートメールの内容ともリンクした。

勝間和代のサポートメール

色々考えているうちに、頭も痛くなってきたので、今日のところはとりあえず体を休めることにしよう。

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