先日はじめてのオーガナイズ、というサービスをご利用いただきました。
↑詳しくはこちらをご覧ください。
最初に1時間のカウンセリングを行い、その後2時間の片付け作業を行いました。「誰かに家の片付けを手伝ってもらうなんて」と思いがちな、片付けサービスを利用したことのない方に向けてのサービスですが、しっかり満足感が得られるようなメニューになっています。
- 1時間じっくりとカウンセリング
- 2時間の片付けサポート
- 1週間後・1ヶ月後のアフターフォロー
「具体的な要望」を引き出すカウンセリング
今回のクライアントさんは、プライベートでもとても仲良くしていただいている、友人の中澤史子さん。向日市・長岡京市を拠点に、ママとベビーのヨガインストラクターをされています。
中澤さんからは、申し込みの際に「テンションの上がるキッチンにしたい」というご要望をいただいていました。これに対して、質問を重ねていき、どういう状態が「テンションが上がる」のかを紐解いていくことに。
今「テンションが上がらない」理由は「何がどこにあるのかがわからない」ということでした。お話を伺い、現場を見たところ、関連するアイテムは一緒にされているのですが、カテゴリ設定が細かくなってしまっていたり、似たものが分散してしまっているので、全体がわかりにくくなっている、という印象でした。
こどものお手伝いも色々工夫されており、「子どもが自分でできる」システムにも、興味をお持ちだということも確認しました。
作業スタート、まずは全部出し!
まずは、対象となる収納から中身を全て取り出しました。
取り出しながら、ざっくりと分類をしながら置いていきました。
- キッチンで使う消耗品
- 調理器具
- 食料品
- 保存容器
物量というよりは、同じカテゴリだと思っているモノの保管場所が離れているために「食料品は3箇所にある、その中のどこだろう?」と探してしまう、ということが起こっていました。
「同じカテゴリのものは同じ場所」に。
全体の物量と収納場所の容量を見て、同じカテゴリのものをできるだけ同じ場所に収納していくことを提案をし、作業をすすめていきました。
お子さんが、家事の手伝いや自分でおやつをとったりして欲しいという思いもあったので、おやつがこどもにとって取りにくい場所にあるのも改善をしました。
Before→After
こちらが、片付け前、片付け後の写真です。すっきりした印象があります。見た目以上に、「これがここにある!」という認識をクライアントさん本人がハッキリと認識できるようになったというのが、一番大きな変化かもしれません。
アンケートからのご感想
“種類別”に分けることの気づき。この思考ができると、1人で片付ける時も迷わず、自分で考えて行動することができる。一緒に片付けをしていないと気づけない作業、学びでした。
“テンションの上がるキッチンに”という抽象的な要望に、ひとつひとつ丁寧にカウンセリングをしていただき、「何にストレスをかんじているのか」を自分自身で気づけました。
「家を片付ける」と言うことは、幸せな人生を暮らしていくための手段でしかありません。クライアントさんが日々の生活をより充実していると感じ「幸せだな」と思って暮らしていってほしいというのが願いです。
長い時間片付けに悩み、「片付けしなきゃ・・・」と悩む時間を減らし、その時間をより幸せに暮らすために使って欲しいと願っています。そのためのヒントやアイデアを共有すること、ひとりでは難しいと思っていることをサポートしていければと思っています。