夫婦のコミュニケーション、うまく取れていますか?
「聞いて欲しい話があるけど話す時間がない」
「何度も同じことを、言ってきて鬱陶しい」
「話をしても、相手が真剣に受け取ってくれない」
これらの問題、もしかするとslackを活用することで解決するかもしれません。我が夫婦でどのように使っているのか、ご紹介します。
夫婦のコミュニケーションを改善したい、と思っている人
出産後に訪れた、夫婦の暗黒時代
以前、私はめちゃくちゃ夫に不満を持っていました。特に子どもが二人になってから、余裕が無くなったように思います。
そんな時に書いたブログはこちら⇩
とにかく、自分で考えてくれない夫にイライラしていました。
私は夫がいる時には、うまくいかないことがあると何でも「夫のせい」にしていました。
一人で子どもを見ている時には、何かうまくいかないことがあっても「何でも思い通りにはいかない、しょうがない」と思えるのに、夫がいる時にはなぜかそう思えませんでした。
「夫がちゃんと子どもをうまく見ていられれば、私は自由に動けるのに」
自分がどう反応するかは、自分で選べる
そんな時、私は1冊の本に出会いました。
とても有名な本ですが、この第一部に書いてある
刺激と反応の間には選択の自由がある
7つの習慣 人格主義の回復 スティーブン・R・コヴィー
という言葉にとても衝撃を受けました。そして、この言葉を読んだ瞬間に思い浮かんだ自分の行動が2つありました。
子どもが食べ物を投げるのを見て反射的に怒っている。
夫の家事のクオリティを見ていつも文句を言っている。
「怒ったり」「文句を言う」ことは、相手がしているのではなく
自分が選んだ行動
であることに、初めて気がつきました。
自分で行動を選べるとしたら、本当は何を選びたいですか?
SlackとLINE、ツールの使い分け
我が家で、具体的にどのようなツールを活用しながらコミュニケーションをとっているかをご紹介したいと思います。
「今どこにいる?」や「今日なんとかしたい」ことはLINEで
日々の連絡はほとんどLINEで行っております。音声通話も、LINEの音声通話をよく利用しております。
LINEは「今」対応してほしいこととか、「今日」忘れてはいけないことなど、少し緊急度の高めのものが多いです。
・家にトイレットペーパーが無くて買ってきて欲しい
・公園で見当たらないけど、どこに行った?
要は業務連絡用ツールです。
Slackは「緊急ではないが大切なこと」について話をする場
先にお話しした「七つの習慣」に出てくる言葉で「第2領域」とよばれること、つまり「緊急ではないが大切なこと」について話せるようにしています。
実はSlackを始めるまでは、だいたいなんでもLINEでやりとりをしていました。しかし、それだと前の投稿などは流れていってしまって、過去に話した内容を見つけにくいというデメリットがありました。
LINEとSlackの一番大きな違いは「チャンネル分け」ができることです。
チャンネル事に話題が違うので、色々な案件についてそれぞれ同時に会話をすることができます。
子どもがいるとなかなかじっくり話せない。だからこそ、ちゃんと場を設けることが大切。
Slackのチャンネルはどう設定する?
我が家の人気チャンネル
我が家の場合、現在合計15個のチャンネルがあります。
お互いによく投稿するチャンネルとしては
・資産運用
・子育て
・買いたいもの
・行きたいところ
・おもしろかったこと
があります。
今年の我が家のテーマが家計改善でもあったこともあり、お金に対する興味が高まっていて、資産運用のチャンネルではお互いが学んだことをシェアしています。
同じ資産運用に関する情報でも、人が違えば視点が違う。夫が何気なくスマホを見て得た情報も、私にとってはすごく新鮮!
「ありがとうとごめんね」チャンネル
実は、このチャンネルはSlack開始当初からあった訳ではありませんでした。
急に思いついて、追加してみましたが、これが一番良い効果をもたらしてくれているのではないか?
と思ったりします。
このチャンネルはSlack内でも一番上になるように
「000_ありがとうとごめんね」
と設定しているので、Slackを開く度に
「あ、あれ助かってたんだけど、ありがとうって言えてなかった!」
というのを思いだしては、書き込んでいます。
「感謝」に対するアンテナがビンビンになる!
Slackを使ってみて良くなったこと
何気なく調べたことを、すぐに共有する癖がついた(忘れない)
これまで、スマホで調べ物をした時には「調べっぱなし」のことが多かったように思います。
Slackを作ってからは、気になったことをお互いにシェアできるようになりました。
「自分以外の人も見る」
と思うとわかりやすく伝えようと思うので、リンクだけでなくコメントをつけたりもするのですが、それも言語化する力を磨いてくれているような気がします。
Twitterぽいな。
気持ちをできるだけ「言葉」で伝えるようになった
家族に対して、
「態度だけで、私のことを理解して欲しい」
と、甘えていたのだと今となっては思います。
しかし、本当に大切なのが「家族」という存在であるなら、そこに労力をかけずに「何もしないでわかってもらおう」と思うのは、なんだか図々しいかも・・・と思うようになりました。
「お互いに気持ちよく過ごせるように、できる限りのことはやりたい」
という気持ちを形にするなら、考えていることは言葉で伝えるしかない、と私は思っています。
夫婦関係に完璧はない
とはいえ、ちょっと余裕がなくなると怒ったり泣いたりすることもあります。そういうことはゼロになることはないと思うのですが、それを出せること(狂気を見せ合う)も夫婦だから出せる物だったりもします。
ネガティブな感情を長い間お互いに持っていたり、それにばかり思考をとられることをすこしでも減らせるように、色々なツールに助けられながら、より良い関係を作っていけたらいいなと思っています。
どなたかの参考になれば幸いです。