ライフオーガナイザーの山本あさひです。
ワーママが心おだやかに生活するためのヒントを発信し、片付けのサービスの提供もしています。
家電や新しい考え方を取り入れて、「ラク」に自分らしく楽しい人生をおくっていけるような方法を、試行錯誤しています。
京都府向日市で夫と5歳・3歳の子どもの4人で、3LDKのマンションで暮らしています。
生い立ち
片付け上手な母の元に生まれて、片付けは苦手だな・・・と思いながら暮らしていました。
田舎で育ったためか、生まれつきなのか、とにかく外の世界への好奇心が強く、「色んな人に出会って、色んなことを知るためには英語を勉強しなければ!」と英語の勉強をするために大学入学と共に親元を離れ、京都にやってきました。
そこから10数年、京都市周辺で暮らしいています。
会社員時代
大学卒業後は、中小企業で海外営業として東南アジア各国を飛び回っていました。子どもの頃夢見ていた、英語を使って海外に行く機会のある仕事に就くことができ、なんとなく安心した気持ちでした。
第1子の妊娠をきっかけに、会社のWEBサイトの運営の担当となりました。そこからSNSやWEBでの発信に興味を持ち、情報収集をしたり、オンラインでの交友関係が広がっていきました。
そこで出会ったのがワーママはるさんでした。Voicyのワーママはるラジオをきっかけに、自分がどんな人生を生きたいのか?ということを考えさせられるようになりました。そこで初めて「ライフオーガナイザー®︎」という資格を知りました。
もともと新しいモノ好きなこともあり、仕事は子どもを出産する前よりも、楽しくなっていました。
WEB制作やマーケティングなど新しい知識をつけていくことには全く苦を感じず、会社での仕事以外にもやりたいことがどんどん増えていきました。
2人目育復帰後、子ども二人を保育園に送り、会社へ行き、帰って家事育児に追われ子どもたちを寝かしつけた後、夜遅くまで読書をしたり、勉強をしたり、発信活動を行う日々を過ごしていました。
2人目育休復帰後に感じたもやもや
とはいえ、それらをするためには「時間」が必要でした。
自分の時間を確保するために、家の中の仕組みを整え、時間の使い方を変える試行錯誤をはじめました。
その時は仕事も育児も家事も、勝手に「自分がやらなきゃいけない」と思い込んでいました。すべてがちゃんとできていない気がして、ずっともやもやしていました。
今考えるとそれは、自分が勝手に「そうあるべき」と考えていただけのことだった、と思えるのですが、その時は必死で自分一人で何とかしようとしていました。
途中で、どうにもこうにもうまくいかなくなった時期がありました。悩んでいることを夫に伝えたいのに、本当は一緒に協力して今辛いことを解決したいはずなのに、「あなたが手伝ってくれないから悪い」と相手を責めるような言い方をしては喧嘩になり、自分で自分の首を絞めていました。
「時間がない」と感じることは、心の余裕を無くしてしまうことを、この時の経験を通して理解しました。
「本当はどうしたいのか」何度も自分に聞いた
そんな試行錯誤をしている時、しばらく「私は何もできない!」と悲観し、とにかく不甲斐ない気持ちしか沸かない辛い日々がありました。
それでも「自分はどうしたいのか」を毎日考える時間をとるようにしたことが、今の自分の基礎になったと感じています。
車通勤だったので、毎朝ワーママはるラジオをからヒントを得て、それを今日の仕事でどう生かすかを考えていました。帰りは、朝考えていたことが出来たかどうか、振り返りながら自分の気持ちを音声メモで録音していました。
何度も自分に問いかけながら、試行錯誤を繰り返しました。
なぜライフオーガナイザーになったのか
母が片付け上手だったので、「片付け」そのものが持つ力は理解していました。
「身の回りが片付いている状態の方が、パフォーマンスは良くなる」ということはわかっているのだけれど、なぜか片付いた状態の「維持」ができない。これはずっと自分に自信がない部分でした。
自信がないなら学んでみよう
と思い立ち、ライフオーガナイザーの2級講座を受けてみました。
ライフオーガナイズの考えには「利き脳」という考え方があることがわかりました。利き脳によって片付けの方法に向き不向きがあるというのです。私は右右脳のタイプだったのですが、なんと母は真逆の左左脳でした。
全て綺麗に隠してしまう母の片づけ方は、私に合っていなかったのだと、その時に分かりました。ずっと私は「整然としていなければ、片付けではない」と思い込んでいたのです。ずっと片付けが苦手だと思っていたが、そうではなかったのだと、体系的に学ぶことで気づくことができました。
苦手だと思っていた片付けが、どんどん楽しくなりました。そんな中で片付けをしている時には「強制的に自分自身と向き合わざるを得ない」という状況になることに気がつきました。
片付け=自分自身と向き合うこと
片付けでなくてもいいのですが、人が幸せな人生を暮らすためには「自分自身と向き合う時間」を確保することが必ず必要、と私は思っています。
例えば「洋服の片付け」として分解すると「自分が持っているものを見て、それをどんな時に着て、どんな気持ちになるのかを想像して、必要か必要でないかを考えて、分ける。そして残すものをクローゼットに戻す」という過程があります。
この自分が持っているものを見て、それをどんな時に着て、どんな気持ちになるのかを想像する、というのが「自分自身と向き合う時間」なのです。
片付けをきっかけに「自分自身と向き合う時間」をとれるようになり、幸せな人生を過ごしていると感じる人が増え、世界がより平和になればいいなと願っています。
今の私が考えていること
子育てと仕事の両立に悩んでライフオーガナイザー1級の資格をとって、私が行き着いた結論は
人生なんて日々の積み重ねでしかない!
ということでした。
「でしかない」というのは決して、ネガティブな意味ではなく、毎日の何気ない日々の時間を幸せに生きていれば、自分の人生は幸せにできるのだと気がついた時に、
私は本当はどんな人生を送りたいの?
と何度も何度も自分に問いかけました。
今はワーキングマザーが日々充実してる!と思いながら日々を暮らすことを、サポートできたらいいなと思っています。家の中の仕組みを整えることによって、自分と向き合う時間が生まれ、好きなことができるようになり、幸福度が上がることに気がついたからです。
「自分が好きなことをやっている」「私は幸せだな」と日々認識できるようになると、とても優しい気持ちになれます。自分の子どもにも、好きなことや得意なことを追求して欲しいと思います。
「自分の人生、日々の積み重ね」をもっともっと楽しんでもらうために、ワーキングマザーに寄り添い、家を整えるサポートをしたり、前向きになれるようなアイデアを発信していきます。